エビデンス:その他の工法、装置の比較。設置系統図
他の工法との比較
『赤水・赤錆』対策において、磁気式水処理装置『ピュアドーラ』と、その他の工法、装置の比較をご紹介します。
1)配管更新
配管更新は、配管を新しいものに交換する工法。
管の引き直しになるので新設状態に戻る反面、高額・長い工期・露出配管・産業廃棄物が出る・経年劣化による再発と欠点がある。
■特長
配管更新 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
処理方法 | 既設配管を新しい管に交換 | 磁気処理による黒錆の防護被膜生成 |
除錆効果 | ○ | △ |
赤水消滅時間 | 即日 | 設置後約1~3ヶ月 |
防錆効果の永続性 | × | ○ |
不具合 | 赤水の再発・配管の腐食再発 | 無し |
錆コブ除去 | ◎ | × |
スケール防・除去 | ◎ | ○ |
■工期・費用面
配管更新 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
設置方法・工法 | 露出配管 | インライン方式既設配管に柔軟に対応 |
設置費用(100戸ベース) 1戸あたり |
60~100万 | 10~15万 |
設置工期(100戸ベース) | 1~3ヶ月 | 1~3日 |
室内工期 | 7~10日/戸 | 無し |
断水 | 2~3回 | 1回(2~6時間) |
環境保護 | 大量の産業廃棄物が出る | 環境に影響しない |
維持費・運転費用 | 再交換費用発生(15~20年) | 不用 |
保守性 | × | メンテナンス不用(基本的には) |
悪影響 | 建物の資産的価値低下(外観が損なわれる) | 無し |
2)樹脂ライニング工法
樹脂ライニング工法は、水や圧縮空気と研磨剤を用い、配管内の研磨して錆コブを除去。
更にエポキシ樹脂を塗布し保護。
■特長
樹脂ライニング工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
処理方法 | エポキシ系樹脂による防護被膜塗布 | 磁気処理による黒錆の防護被膜生成 |
除錆効果 | ○ | △ |
赤水消滅時間 | 即日 | 設置後約1~3ヶ月 |
防錆効果の永続性 | × | ○ |
不具合 | 赤水再発・耐久性低下・曲管部の施工難 繰り返し施工不可・樹脂の人体に対する影響 |
無し |
錆コブ除去 | ◎ | × |
スケール防・除去 | ◎ | ○ |
■工期・費用面
樹脂ライニング工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
設置方法・工法 | 配管内を研磨剤で磨き、エポキシ系樹脂を塗布 | インライン方式既設配管に柔軟に対応 |
設置費用(100戸ベース) 1戸あたり |
25~35万 | 10~15万 |
設置工期(100戸ベース) | 半月~1ヶ月 | 1~3日 |
室内工期 | 2~4日/戸 | 無し |
断水 | 2~3回 | 1回(2~6時間) |
環境保護 | 環境ホルモンの懸念 | 環境に影響しない |
維持費・運転費用 | 再塗装費用発生(5~6年) | 不用 |
保守性 | × | メンテナンス不用(基本的には) |
悪影響 | 配管を研磨するので、配管を痛める | 無し |
3)脱気工法
脱気工法は、錆の原因である酸素を取り除く特殊な装置を用いる。
合資樹脂のフィルターで溶存酸素を除去し、錆を抑える。
酸素濃度が低いので水がまずくなるといわれる。
■特長
脱気工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
処理方法 | 特殊フィルターによる溶存酸素除去 | 磁気処理による黒錆の防護被膜生成 |
除錆効果 | × | △ |
赤水消滅時間 | 設置後約2~3ヶ月 | 設置後約1~3ヶ月 |
防錆効果の永続性 | × | ○ |
不具合 | 除錆効果無し | 無し |
錆コブ除去 | × | × |
スケール防・除去 | × | ○ |
■工期・費用面
脱気工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
設置方法・工法 | 特殊フィルター+特殊真空装置 | インライン方式既設配管に柔軟に対応 |
設置費用(100戸ベース) 1戸あたり |
15~20万 | 10~15万 |
設置工期(100戸ベース) | 1~2週間 | 1~3日 |
室内工期 | 無し | 無し |
断水 | 1回 | 1回(2~6時間) |
環境保護 | - | 環境に影響しない |
維持費・運転費用 | 電気代(50~70万/年) モジュール交換(600万/10年) |
不用 |
保守性 | △ | メンテナンス不用(基本的には) |
悪影響 | 要防音処理 水がまずい |
無し |
4)セラミック処理工法
セラミック処理工法は、セラミック・ボールを収納した装置をインライン接続する。
水の酸化還元電位とpHを上げ、配管内の錆を不導体とする。
メンテナンス費用・ランニングコストがかかる。
■特長
セラミック処理工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
処理方法 | セラミック半導体による酸化還元力の応用 | 磁気処理による黒錆の防護被膜生成 |
除錆効果 | ○ | △ |
赤水消滅時間 | ? | 設置後約1~3ヶ月 |
防錆効果の永続性 | △ | ○ |
不具合 | 要セラミック・ボールの交換 | 無し |
錆コブ除去 | ? | × |
スケール防・除去 | △ | ○ |
■工期・費用面
セラミック処理工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
設置方法・工法 | 装置内にセラミック・ボールを収納 | インライン方式既設配管に柔軟に対応 |
設置費用(100戸ベース) 1戸あたり |
5~10万 | 10~15万 |
設置工期(100戸ベース) | 1~3日 | 1~3日 |
室内工期 | 無し | 無し |
断水 | 1回 | 1回(2~6時間) |
環境保護 | - | 環境に影響しない |
維持費・運転費用 | 50~60万/年 | 不用 |
保守性 | △ | メンテナンス不用(基本的には) |
悪影響 | 水圧減少 | 無し |
5)防錆薬品剤注入工法
防錆薬品剤注入工法は、薬品で人体に害のない被膜を生成する。
イニシャルコストが安価で、比較的効果が早く出る。
しかし、薬品自体が混ざった水を長期で人体に取り込むことは芳しくない。
工業系では主力だが、排水の問題で縮小傾向にある。
また、スケールには別の薬品を用いる。
■特長
防錆薬品剤注入工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
処理方法 | 薬品による防護被膜生成 | 磁気処理による黒錆の防護被膜生成 |
除錆効果 | × | △ |
赤水消滅時間 | 設置後約1ヶ月 | 設置後約1~3ヶ月 |
防錆効果の永続性 | ○ | ○ |
不具合 | 要薬品の補充 | 無し |
錆コブ除去 | × | × |
スケール防・除去 | ○(別の薬品にて) | ○ |
■工期・費用面
防錆薬品剤注入工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
設置方法・工法 | 薬品注入する装置を設置 定期的に薬品を補充する |
インライン方式既設配管に柔軟に対応 |
設置費用(100戸ベース) 1戸あたり |
1~5万 | 10~15万 |
設置工期(100戸ベース) | 1~3日 | 1~3日 |
室内工期 | 無し | 無し |
断水 | 無し~1回 | 1回(2~6時間) |
環境保護 | 工業系に使う強いものは排水処理が必要 | 環境に影響しない |
維持費・運転費用 | 200~300万/年 | 不用 |
保守性 | ○ | メンテナンス不用(基本的には) |
悪影響 | 給水だと長期使用するのは望ましくない | 無し |
6)外装式磁気処理工法
外装式磁気処理工法は、挟み込み型ともいう。
配管の外から強力な永久磁石の磁界を当てることにより、水を処理する。黒錆による防錆被膜を生成する。
短い工期で断水がいらないが、大口径には効果が薄い。玉石混交のジャンルでもある。
■特長
外装式磁気処理工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
処理方法 | 磁気処理による黒錆の防護被膜生成 | 磁気処理による黒錆の防護被膜生成 |
除錆効果 | △ | △ |
赤水消滅時間 | 設置後約1~12ヶ月 | 設置後約1~3ヶ月 |
防錆効果の永続性 | △ | ○ |
不具合 | 局所的磁場による効率ロス | 無し |
錆コブ除去 | × | × |
スケール防・除去 | ○ | ○ |
■工期・費用面
外装式磁気処理工法 | 磁気式水処理装置『ピュアドーラ』 | |
---|---|---|
設置方法・工法 | 配管の外側から磁石ユニットを装着 | インライン方式既設配管に柔軟に対応 |
設置費用(100戸ベース) 1戸あたり |
10~20万 | 10~15万 |
設置工期(100戸ベース) | 1~3日 | 1~3日 |
室内工期 | 無し | 無し |
断水 | 無し~1回 | 1回(2~6時間) |
環境保護 | 環境に影響しない | 環境に影響しない |
維持費・運転費用 | 不用 | 不用 |
保守性 | ○ | メンテナンス不用(基本的には) |
悪影響 | 無し | 無し |
お電話でのお問い合わせ(平日10 時〜17時) 担当:道浦(ドウウラ)
03-5848-3815設置系統図
磁気式水処理装置『ピュアドーラ』は、豊富な実績を基に図面や現調査から的確な装置の型式を選定します。
一戸建て住宅から大型マンション、ビル、プラントまで様々な設備に対応可能です。
給水系:圧送式
最近、増えてきた方式です。地下や地上に受水槽を設け、ポンプにより各階へ水を送り出します。
あるいは水道本管から引き込んで直圧で各階へ運びます。
受水槽の二次側、ポンプがある場合はポンプの二次側、本管からの引き込みの場合は一番根本になる部分に装置を設置します。
給水系:重力式
屋上・塔屋に高架水槽を持つ一般的な系統です。
受水槽から高架水槽に水を上げるための揚水管、高架水槽から各階に送り出す給水管の2系統に装置を設置します。
給湯系
マンション、ホテルなど給湯設備を別に持つ建物の場合は貯湯管出口に取りつけます。
図のようにボイラー回路にも取りつけると熱交換効率がよくなります。
空調系
ホテルやデパート、空港などの空調設備の場合、一つの回路ごとに一台取りつけます。
図は4回路の場合を例にしてあります。
プラント系
一つの回路ごとに一台取りつけます。
お電話でのお問い合わせ(平日10 時〜17時) 担当:道浦(ドウウラ)
03-5848-3815